6/9 東洋+西洋=伊東忠太〜よみがえった西本願寺「伝道院」〜 

東洋+西洋=伊東忠太
 ―よみがえった西本願寺「伝道院」―

6月9日(土)〜7月8日(日)

大阪くらしの今昔館 企画展示室

 伊東忠太は、日本建築史を創始した日本で初めての建築史家として知られ、法隆寺が日本で現存最古の寺院建築であることを学問的に示した。
 また建築家であった彼は、「新しい日本の様式建築」を探求して建築進化論を唱え、東洋と西洋を折衷した独特な様式をもつ作品を建築してきた。
 京都に現存する西本願寺「伝道院」もその一つである。
 伝道院は、明治45年(1912)に真宗信徒生命保険会社の社屋として建築されたもので、西洋風の煉瓦造に和風やイスラム風などのデザインを取り入れ、東西文化が融合した伊東忠太独特の様式が採用されている。
 この展覧会では、伝道院を中心に伊東忠太が手がけた建築作品を通じて、彼の建築に対する考え方や作品の魅力を紹介する。


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